第十夜:母のロマン×"せん"(発見あそび)

沖縄旅行へ行ったときのこと。
夕日が沈む水平線をみながら、小さい娘に"青い海を見せてあげた"という母の達成感と、波の音以外何もない時間、ぼんやり耽る贅沢ができたっていう私の思い出から、

ピーンポーン・・・

紳士「こんばんは。青い海を覚えているかい?海の向こうには何があるんだろうねぇ。そういえば、空と海の間には線があっただろう、何という線だか知ってるかい?」と問うてみた。

娘「うん、知ってる、せいぶせん。」
紳士「そうだ。黄色い電車がシャーっと。
水平線や。」

あっという間に、紳士の思考は失速。

紳士「世の中にはたくさん"せん"がある。明日からいろんな"せん(がつくならなんでも)"を探してみよう。」

娘「せんえん、せんべい・・・・」

紳士「お金と食物だね。わかりやすいね。明日からでいいよ、今夜は寝よう。」

水平線に電車が走っている発想はファンタジックでステキなので、他でのネタにストックにしたものの、大陸出現か!?と思って目を凝らしたら、私鉄走ってきたー!ってなったら、コロンブスもびっくりするだろうなあ。と母ぼんやり。

「ゆで卵を立ててごらん?」って言ったら、娘はどんな行動に出るんだろうか?
"ゆで卵ををたててみる会"も近々企画してみよう(ワクワク)♪




こんやのおきゃくさん

こどもと楽しむお母さんの手づくりばなし

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