第六夜:たんじょうびさん×母の焦り
誕生日まであと数日。
今夜はスペシャルゲストがやってきた。
こんやのおきゃくさんは、たんじょうび。
ピンポーン・・・
たんじょうび「お久しぶりです、お母さん。おげーんきでーすか?(井上陽水さん風に)。娘さんは?たんじょうびさんですよ。」
娘:「はーい、いまーす!」
たんじょうび「こーんばーんは。みなさんに一年に一度はお会いするんだけど・・・、今夜はあなたのところに来ましたよ。私を覚えていますか?」
娘:「3さいになるんだよね!次は!」
たんじょうび「覚えているかどうかは、すっ飛ばしたわね。いいの、何が欲しかったんだっけ?」
娘「えっとね、スースーってやるの(ローラーボードのこと)、あれ、おもしろそうだよね!?」
え、うそ、初耳。メルちゃんが押し入れに隠れているんだが・・・。
母「あれ、まだ危ないと思うなぁ。他になかったっけ?」
娘「んー、わかんない。あ、ボール上から転がすやつかな。」
・・・と、まぁ、急に変わったりするドッキリもありつつ、強引にパーティーの告知を被せながら母都合で、ごにょごにょ、と。
娘:「わたしのパーティー!?」
母:「そうよ。また、少しお姉さんになるのね。さ、寝ればあっという間に、パーティーの日よ~。」
娘は嬉しくなると、はにかみながら舌を出して左右に動かすのですが、レレレレーと、すっごいスピードで動きまくっていました。
むにゃむにゃ・・・・素敵な誕生日がきますように。
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