第三夜:桃のショートケーキ×描写(表現)
日曜日の夕方のこと。このところ、めったにケーキ屋さんでお茶をしなくなっていたものの、ショーケースに並ぶ愛らしいケーキ姿を見せてあげたくて、娘を3時のお茶に誘った。(絵本:"おちゃのじかんにきたとら"から母娘のティータイム風景を観ていたので"お茶"がどんなことかくらいはわかっていた様子。)
ピンポーン・・・
こんやのおきゃくさんは、苺ではなく、桃のショートケーキ。
ケーキ「こんばんは。今日はお店に来てくれてありがとう。たくさんある中から、選んでくれて嬉しかったわ♪ケーキ美味しかった?」(夜のオネイサンではない)
娘、ニヤニヤしながら頷く。
ケーキ「どんなケーキだったか覚えてる?せっかくだから、色と形をお母さんに教えてあげたら?」というと、
娘「まっしろくて~、モモとはっぱがのってたんだよ。」
母「そ~う。素敵そうなケーキね。モモはたくさんのってたの?」
娘「うん・・・・3・・こ(指で"3歳")」
ケーキはその後、「ウフフ♪また食べに来てね~♪ばいばーい!」と帰っていきました。
色と桃の数とミントは覚えていたようなので、次は味を聞いてみると「辛くない、酸っぱくない、甘いの。」とのこと。
以前は、なんでも(鼻水でさえも)"イチゴ味"だったのだけど、その時期は過ぎたみたい(^^)
ついでに、「そういえば、ケーキを作るお仕事をする人のことを"パティシエ"って言うんだよ。」と紹介すると、ブツブツと一人で「パティ、パティ、パティ_シエ・・・」と練習していて、案外、ストイック。
「ティ」が難しいようだったけど、「ティンカーベルのティだよ」というと、スーッと腹落ちしたようでした。
2、3歳あたりからは言語習得ビンビンシーズンなのだそうで(インプット&アウトプットともに)、ある種、特有の姿なんだろうなぁとは思うものの、なんだか与えられた課題に対して真摯に向き合う姿からは、身が引き締まる想いも。
「外国語苦手なんだ~」とか言いようものなら、「やる気ないんでしょ(喝)」とかとか、耳の痛いこと言われちゃいそうです。
母「並んでいたケーキ、みんなキレイだったね。いつかケーキ屋さん巡りしてみようか。それに、大きくなったら作ってくれると母さん嬉しいなぁ。さ、寝ましょ。」
娘「うん。色んなケーキがあるから、楽しみもいっぱいだね。」
わおっ!素直でいい子!しかも、気が利いてる!(←親バカです)
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